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★ ゲーム脳って何? ~昔の過激な話~

 

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ゲーム脳って何? 
実は過激でびっくりな話






 ゲーム脳という言葉を知っていますか?


「ゲームは悪!」
「こどもがおかしくなる!」
「犯罪者になる!」
連日のようにTVでコメンテータや教育者たちが熱い議論を交わしていましたね。
その後、様々な研究者などから批判され収束していきました。
ゲームが好きな人は大変だったと思います・・・。


『ゲームに夢中になって友達にケガさせたり、
宿題をやらない子はゲーム脳じゃなくてしつけの問題!
変な事言ってるなー!』
と、子供ながらにおかしく思った記憶があります。



「ゲームなんてするからおかしくなって・・・」
「ゲームの後は何倍も勉強しないとね!」
「頭が悪くなるよ!」

とっくの昔に収束されたとは言いますが、
大騒ぎした大人は今でもその考えが微妙に残っていて、
ゲームへのイメージが悪いのかな?
と思う事もあります。




今でもゲーム脳って言葉を使いますよね

・ゲームが大好き
・頭の中がゲームの事だらけ
・ゲームの中のような考え方

こんな時に冗談ぽく使うと思います。











今と昔では意味が大きく違う「ゲーム脳」について
お話ししていきたいと思います。






そもそも「ゲーム脳」とは、

2002年に出版された
「ゲーム脳の恐怖」という本の中の造語です。





 

ゲーム脳(ゲームのう)は、日本大学文理学部体育学科教授脳科学者である森昭雄が、2002年7月に出版した著書『ゲーム脳の恐怖NHK出版)において提示した前頭前野β波が低下した状態を表す造語である。マスメディアや教育者に支持され話題となったが、その後、様々な研究者などから批判され、疑似科学(ニセ科学)ともいわれた。ここでいう「ゲーム」とは狭い意味でコンピュータゲームに限定した用語であり、将棋囲碁などのボードゲームは含まない。

森は、独自開発の簡易脳波計でゲーム中の脳波を測定する実験によって、「テレビゲーム携帯電話メール入力・パソコンといった電子機器の操作が人間のに与える悪影響」を見出したと主張している。ここでいう「脳に与える悪影響」とされるものを象徴的な言葉で表現したのが「ゲーム脳」である。








ゲーム脳の状態

・ゲームを長時間している人と
 重い痴ほう症の人の脳波は類似

・ゲーム脳の重症の人はゲームをやめても元に戻らない

・さらに重症な人はゲームをしていない時も
 痴ほう症と同じような脳波がでる



ゲーム脳の特徴

・ほとんど会話をせず一日を過ごす

・コミュニケーションがほとんど取れない

・昼休みは一人で弁当をたべるだけ

・表情が乏しい

・身なりに気を使わない

・ぼーっとしてる、痴ほう症の人の表情と酷似

・人間らしさが乏しい印象のひとはゲーム脳か、
 ゲーム脳人間になりかかっている






独自に開発した機器(特許取得済み)を使って
ゲーム中の脳波を測定
 
メールやゲームやPCが脳にダメージを与えるのを発見!
 
脳に悪影響という部分をまとめて
ゲーム脳と言う言葉の誕生

 
マスメディアと教育者に大反響、支持される。
   
 
様々な研究者や医師から批判される。

 
 ゲーム脳の収束へ








ここまで読んで
「これ俺だ!」「私の悪口!?」と不安になった人、
安心してください!!
ゲーム脳という病気や脳の領域があるわけではありません。


論文は無いのかな?
教育者もマスコミもすごい食いつきだったなぁ。
とちょっと懐かしく思います。






実際ゲームにも問題はあります。
「ゲームの危険性」については色々と指摘されています。

この辺りのことはゲームが悪いのではなく、
各家庭の教育方針としつけの部分ですね。


・ゲーム依存症
・ゲーム中毒
・生活がままならなくなる
・体調を崩す
・寝不足
・家族とのコミュニケーション不足








2016年の東北大学加齢医学研究所
研究グループが発表したもので、

ゲームを長時間プレイしている子供は、認知機能、記憶、意欲にかかわる部分の発達、言語に関係する部分に悪影響がある

という研究結果が出ました。
長時間プレイしている子供とそうでない子供を対象にした
研究です。
記憶力と言語能力に差がつくという内容です。



脳は話すことで活性化します。
無言で一日中ゲームばかりといのは
悪影響かもしれないって話
です。

猿人だった私たちの祖先が器用に手を使い、
コミュニケーションを取ることで
進化したというのを考えると当然かもしれないですね。



・ゲームは体を壊さない程度にほどほどに!
・自己責任で楽しんでね!!
・煙草やお酒と同じです。

つまり当たり前の事ですね・・・。



ゲーム脳って何? ~実は過激でびっくりな話~
どうでしたか?
なんとも過激なお話でしたね!
その当時は一大センセーショナルを巻き起こした言葉です。
ゲームと脳の関係はこれからもたくさんの人が
研究していくでしょう。
各ご家庭の事情や教育方針もあります。
ゲームは本来楽しいものです。
人と人をつなげるツールです。

この記事を楽しんでいただけたら幸いです。









                                                                                                                    

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